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トピックスタイトル 秋は気管支喘息に注意!
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猛暑を越したこの過ごしやすい季節は、年間を通じて心身ともにリラックスしやすい季節です。しかし、秋は夏の疲れや激しい気温の変化、空気の乾燥などが原因で、1年の中で最も喘息発作の多い季節なのです。

アレルギー性疾患の増加
近年、環境による影響や生活様式の変化に伴い、アレルギー性疾患の増加が社会的な問題になっています。
その中でも、多く見られるのが「気管支喘息」です。治療ガイドラインの普及により死亡率は以前より減少しましたが、今なお、年間約2000人もの方が亡くなっています。 もし気管支喘息となっても健やかな毎日をおくるためには、病気を正しく理解し、適切な治療を受けることが大切です。

気管支喘息とは?
気管支喘息は空気の通り道である気道に、慢性の炎症がおこってしまい空気の流れが妨げられるという病気です。気管支喘息の症状としては、発作性のせき、喘鳴症状や息苦しいなどの呼吸困難などがおもな症状で、発作が何度もくり返されるのが主な特徴です。
近年では呼吸困難を伴わない「咳喘息」も増えてきています。気管支喘息の発作は、夜半から明け方に起こり、日中はほとんど起こらないのが特徴です。
気候の不安定な時期や季節の変わり目におこりやすいこともよく知られています。
症状がおきてないときでも気管支の粘膜には炎症がおきていて、少しの刺激にも敏感に反応してしまい発作がおきることになります。
のどや胸がつまったような嫌な感じになって、しだいに喘鳴かおこり、呼吸が苦しくなり、さらには辛いせきや痰がでます。
気管支喘息の治療と薬
気管支喘息の治療は、主に気道の炎症を抑える日常的な予防と発作時の治療の二つに大別されます。昔は起きてしまった発作を速やかに抑えるのが治療の目的でしたが、今では発作を予防し、健康な人と変わらない生活を送るようになることが治療の目的となっています。症状が落ち着いていると、つい薬を忘れてしまう方もいると思いますが、気管支喘息の治療の自己判断は病気の悪化につながる事があるので、必ず定期的に受診するようにしましょう。

★予防薬
予防薬は大きく分けて、気管支の炎症を抑えるものと、気管支を広げるものがあります。
近年では両方の成分を配合したものもあります。

1 ステロイド薬(フルタイド、パルミコート、キュバールなど)
内服や吸入など多くの種類がありますが、予防としては主に吸入薬が用いられます。
ステロイド、と聞くと副作用が怖いと思う方が多いと思いますが、吸入薬は気管支で働き、全身にはほとんど吸収されず、内服薬と比べ全身の副作用は大変少なくなっています。
吸入ステロイドの普及率増加に伴い、喘息による死亡者数が減少しているデータもありますので、喘息治療のファーストチョイスとなる事が多いです。
吸入ステロイドは、自己判断せず医師の指示通り定期的に正しく使うことが大切です。
吸入後、うがいを忘れないようにしましょう。
2 抗アレルギー薬(クラリチン、アレグラ、オノン、キプレス、インタールなど)
抗ヒスタミン、抗ロイコトリエン、メディエーター遊離抑制などの種類があります。
体内で喘息の発作を引き起こす原因となるものの働きを抑え、発作を予防します。
予防効果が現れるのに時間がかかりますので、忘れず服用することが大切です。
抗ヒスタミン薬では眠気がでるものもありますので、注意が必要です。
近年では眠気が非常に少ないものもあるので、車の運転や精密作業をされる方はあらかじめ医師に伝えておきましょう。
3 β2受容体刺激薬(メプチン、ホクナリン、セレベントディスカスなど)
体内のβ2と呼ばれる受容体を刺激して気管支を広げてくれるおくすりです。
短時間作用するものと長時間作用するものがあり、予防には後者が用いられます。
内服の他にも吸入薬やテープ型のものもあります。テープ型は皮膚から薬を少しずつ吸収させて、24時間安定した効果を示します。発作の多い夜間や朝方の発作を予防するため、寝る前に貼るのが一般的です。かぶれないよう、毎回貼る位置を変えることが大切です。副作用として、動悸や手の振るえなど、興奮・緊張したときと同じ症状が現れることがあります。これは薬が効きすぎている状態なので、ひどい時は医師に相談しましょう。
4 テオフィリン製剤(テオドール、ユニフィル、テオロングなど)
気管支を広げるだけでなく、炎症を抑える作用もあります。他の薬と比べ、くすりの効果に個人差があり、人によってはくすりの血中濃度が高くなり、副作用が出ることがあります。副作用として、悪心・嘔吐や動悸、手の振るえなどがあります。 他のくすりとの相互作用や、たばこや食べ物によっても影響が現れますので、薬が増えた、最近禁煙した、コーヒーを良く飲むようになった、などがある方は医師に相談しましょう。特にお子さんの場合、発熱時くすりの効果が強く出てしまうことがあるので、発熱時の対応をあらかじめ確認しておくことが大切です。


★発作治療薬(メプチン、サルタノール、ベロテックなど)
発作のときに使うのは、短時間作用するβ2受容体刺激薬の携帯型吸入薬がほとんどです。
携帯用吸入器(ハンドネブライザー)は、即効性があって、効果もあり、非常に便利ですが、使い過ぎ、頼り過ぎは良くありません。苦しいときに、つい使い過ぎてしまうのがこの薬の特徴ですが、1日3~4回までというのが原則です。頻繁に使わなければならない状態が続くときは、喘息のコントロールが非常に悪くなっているということですから、それなりの対処が必要です。
発作止めの吸入器を頻繁に使うようになったら、必ず早めに受診しましょう。
また、何回使用しても発作が治まらないときは、すぐ受診する必要があります。

発作止めの吸入器を使い過ぎると気道の過敏性が亢進して、喘息が悪化することもあります。発作は止めますが、喘息のコントロールを良くする薬ではないので注意が必要です。

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